今年で開園15周年を迎えるユニバーサルスタジオジャパン。
今の季節はハロウィンイベントでも盛り上がっています。
これからクリスマスシーズンに向けてパーク内はますますにぎわいそうですね。
人気のあるアトラクションや混みあうシーズンのチケットがなかなか取れないというのもうなずけます。
そのため、これまでも転売業者も多くあり、金券ショップやオークションなどでチケットを手に入れ、
ちょっとでもお安く入場券をゲットしたい!
なかなか入手できない優先パスをオークションで手に入れたい!
と思っていた方も多いのではないでしょうか?
しかし今後気を付けないと、その購入したチケットがただの紙切れになってしまい、入場すらできなくなる可能性が高いようです。
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出典:http://news.mynavi.jp/news/2016/09/29/334/
転売行為で損するのは一般ユーザー!
では転売チケットを購入した人は、どうなるのでしょう?
USJ側は不審なチケットは入場できないよう措置をとると発表しています。
これは、転売業者や金券ショップで購入した人は入場できないということです。
転売業者が多数のチケットを買い占める現象は、ハリーポッターエリア開業あたりから増え続け、
人気のショーやアトラクションの優先パスなどは一時、3〜4割が転売業者に買い占められるということにもなりました。
発売時点で早々に買い占めるので、どんどん入手困難になり、プレミア感は高まり、不正に高い価格で取引されるようになってしまいます。
こうなると一般の人が買うのは、ますます困難になり、適正な価格での購入ができなくなってしまいます。
つまり、転売業者が増え続けることで損をする、被害をこうむるのは一般ユーザーなのです。
どうしてUSJとYahoo!が提携すると転売が防げるの?
こうしてチケットの不正転売の防止策の一環として
USJはYahoo!と提携し、Yahoo!チケットで入場券や優先パスの販売が始まりました。
では、どうしてUSJとYahoo!チケットが提携すると転売は防げるのか?
それはスマートフォンから電子チケットを購入することで、購入者の認証がしやすくなるからです。
「誰が、いつ、何枚購入した」という記録が残るので、
不正に一人で数百枚などの多数の購入をしていれば怪しい記録として残り、
USJ側は購入者を突き止めた後、QRコードを無効にするなどして、そのチケットを買った人を入場できなくするのです。
USJの発表によると、
11月1日入場分からは、転売が確認された各種チケット(スタジオ・パス、ユニバーサル・エクスプレス・パス、チェックイン・パス、特別観賞エリア入場券など)は全て同園で利用できなくなる。
これで転売業者がチケットを買い占める意味がなくなりました。
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一般ユーザーのメリット・デメリットは?
このような対策が効果を発揮し、転売業者によるチケットの買い占めがなくなれば(減れば)、一般ユーザーも人気殺到以外の理由で購入しにくいということも減るでしょう。
ただ急な都合で行けなくなってしまった、という場合、チケットを再販するような救済措置もなくなってしまいます。
ここらへんも考慮した対策をとってもらえれば、購入するメリットもありますが、デメリットも心配です。
で、調べてみたところ、ちゃんと対策も考えているようです。
ヤフーのチケット情報サイト「ヤフー!チケット」とオークションサイト「ヤフオク!」を連携させ、利用者が一度購入したチケットの公式再販を年内にも実施する。
引用:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ29HIK_Z20C16A9TI5000/
Yahoo!チケットで転売業者の買い占めを防止して、
都合で行けなくなってしまった人たちのチケットはヤフオクで再販する流れですね。
まとめ
転売業者がここまで増えるほど、USJのイベントは魅力的なものが多いのでしょう。
人気が出るからこそこういう対策を考えなくてはならず、
本来はお客さまに適正価格で楽しんでもらいたいというパークの意向が、
どうしても転売業者を撲滅したい、そのためには多少のデメリットも我慢してくださいという面もあるようで少し残念です。
なかなか転売業者だけを排除するのは難しいようですが、
こうしたユーザーファーストへの取り組みは、改善しながらどんどん進めていって欲しいものですね。
話は変わりますが、
USJチケットを5千円も割引で購入する方法があることを知っていますか?
私もこれでお得にUSJを満喫できたので大満足でした^^
とても簡単な方法です。記事にまとめましたのでご覧ください。
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