1900年の歴史ある都会のオアシス熱田神宮。緑豊かな神宮の森を散策すれば、夏でも涼しく感じて思わず一休みしたくなるほど。
「熱田さま」と呼ばれ遥か昔から親しまれている熱田神宮にはたくさんの人々がお参りに訪れます。
初詣シーズンには伊勢神宮、明治神宮に次ぐ参拝客が訪れますし、七五三シーズンも駐車場がいっぱいになるほど賑わいます。
今回は熱田神宮の交通アクセスや駐車場情報、初詣・七五三シーズンの混雑状況、またちょっとした穴場についてご紹介したいと思います。
もくじ
交通アクセスについて
名古屋市熱田区にある熱田神宮。名古屋の中心部にあり交通の便も良いです。
所在地 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
電話番号 052-671-4153
電車でのアクセス
■名鉄
名鉄名古屋本線「神宮前」駅下車徒歩3分
■地下鉄
地下鉄名城線「神宮西」駅下車 すぐ
■JR
東海道本線
「熱田」駅下車徒歩8分
車でのアクセス
名古屋高速、堀田出口を出て、堀田通「地下鉄堀田」交差点を右折、国道1号線へ、
「伝馬町」交差点を右折し、直進し、すぐ「東門駐車場」へ。
または名古屋高速、白川 出口を出て、「若宮北」交差点を右折し、国道19号線へ、
直進5kmほど「旗屋町」交差点を過ぎて、すぐ「西門駐車場」へ。
駐車場について
熱田神宮の無料駐車場
無料駐車場は合計400台。
東門駐車場 約300台
西門駐車場 約40台
南門駐車場 約60台
お参りは24時間いつでもできるのですが、無料駐車場は基本的に17時に閉門します。
17時以降に参拝したい場合は、西門の駐車場に停められるようです。
12/31〜1/5の初詣シーズンと6/5の例祭はすべての駐車場が使用できないので注意が必要です。
出典:https://www.atsutajingu.or.jp/access/
熱田神宮近くの有料駐車場
初詣・七五三シーズンや例祭でなければ、まず熱田神宮の無料駐車場が利用できると思いますが、念のため付近の有料駐車場の位置も。
混雑状況は?
初詣シーズンの混雑状況について
熱田神宮といえば、初詣三が日の参拝者数が、伊勢神宮、明治神宮についで3位。
大変な混雑です。31日おおみそかの夜6時ごろから、人が集まりだします。
交通機関も最寄りの神宮前駅、神宮西駅は31日に限り夜通し運転しています。
0時に参拝しようと人が押し寄せますので、入口の鳥居から本殿まで、人でぎゅうぎゅうになりなかなか進まないくらいです。
元旦の深夜2時ころからは、人もまばらになり、すいてきます。が、1日の8時9時頃からはまた人が増えますので、そのあいだ早朝5時6時頃がいちばんすいていて、静かに落ち着いて参拝できます。
我が家は徒歩でいける近所でしたので、あえて混雑をさけ、元旦早朝に初詣に出かけました。
七五三シーズンの混雑状況について
そして初もうでについで、混みあうのが七五三シーズンです。
神宮内にある神宮会館の写真撮影と参拝がセットになった七五三プランは予約日当日の7/1は電話がまったくつながらず、8月中にはほぼ予約で埋まってしまうほどです。
10月に入ると、日柄のよい土日午前中は、ご祈祷の申し込みに行列ができます。
もちろん神宮内の駐車場に入るためにも周辺道路は大行列です。観光で落ち着いて、熱田神宮内を散歩したり、名所をじっくり見たい場合は、1月、10月、11月は避けるのが良いでしょう。
その他のシーズンでしたら、平日はそれほどの混雑もなく、静かに見て歩くことができます。せっかくなら、熱田神宮ならではの静かで澄んだ神聖な空気を味わいたいですね。
熱田の杜の穴場はここ!
歴史ある本殿や、有名な信長塀、数々の歴史ある名所はありますが、中でもあまり知られていない神宮の奥のほうにたたずむ、清水社をお勧めします。
本殿の奥に入らないと、見つけられないのであまり人も殺到しません。
社殿の奥に、清水が湧いていることから、通称「御清水さま」とよばれる、水をつかさどる神様です。
その水で眼をあらえば、眼がよくなる。肌を洗えば、肌がきれいになると言われているので、若い女性にもおすすめです。
改善して欲しい点は?
熱田神宮の(できれば)改善して欲しい点。神社内には「宮きしめん」と「きよめ茶屋」という2つのお食事処があります。
名古屋名物でもある宮きしめんはとてもおいしいのですが、上にシートが張ってあるだけの、屋外のお店です。カラスやハトもたくさんいるので、落ち着かず、運が悪いとどんぶりをつつかれたりもします。
せめて屋内のお店だと落ち着けるのにちょっとだけ残念です。
まとめ
一歩入ると、都会の真ん中にあるとは思えないほど、緑がいっぱいで、空気がピンとはっていて、なんともいえない神聖な雰囲気な熱田神宮。
真夏でも木々が生い茂っているので、日差しを遮り、5℃くらいは体感温度が違いました。
樹齢1000年を超える大木や、織田信長が建てた言われる信長塀、3種の神器の一つ草なぎのつるぎが祭られていると言われる本殿、どこをとってもとてつもなく長い歴史の中で、時代が変わっても変わらずその地に守られてきたと思うと感動します。
ぜひすいているときに、静かにゆっくり心落ち着かせて、森の中を歩いて、神聖な空気を感じて参拝することをおすすめします。