保育士資格を取るために
一生懸命勉強している人も多いでしょう。
実際に毎年沢山の保育士が
誕生しています。
そんな、
「保育士になりたい!!」
と意気込んでいる方もいるはずですよね。
でも保育士試験は受けていない人にとって
まさに未知の世界です。
そこで今回はそんな保育士試験の
実態をみていきましょう。
もくじ
保育士資格を取る2つの方法
保育士資格とは、保育士になる為に
通らなければならない道の1つです。
保育士は国家資格ですので、
こんな試験を受けなければならないんです。
しかもこれがけっこう難しいと
不評なんですよね。
まあ子どもの命を預かる
保育士という仕事につくのですから
当然なのかもしれませんけど・・・。
ただこんな難しいと言われる試験を
方法によっては免除される道があります。
それは大学や短期大学、専門学校に
入学することです。
そのなかで勉強し単位をとっていけば
別に保育士試験を受けることなく
卒業と同時に取得することができるのです。
ただ、学費が高くつくというところや
拘束時間の問題から、
実際には避ける人も多いです。
難しいとされている試験をとるか、
高い学費を払うか・・・・
これまた難しい選択ですね。
保育士資格の試験内容とは?
保育士の試験は
各都道府県で年に1度の頻度で
行われています。
受験の申込期間は
毎年3月末頃~5月上旬頃です。
一度ご自身でも、
しっかりと確認してくださいね。
内容と日程に関しては
もちろん全国統一です。
試験は筆記と実技に分かれています。
両者とも合格ラインは
大体6割以上です。
一次試験は筆記試験
科目
・社会福祉
・児童福祉
・発達心理学
・精神保健
・小児保健
・小児栄養
・保健原理
・教育原理
・用語原理
・保育実習理論
二次試験は実技試験
科目
・一般保育
・言語
・音楽、絵画製作のうち2科目を選びます。
科目も沢山ありますよね・・・。
しかも一時試験を全て合格しなければ
二次試験に進めません。
これまた厳しい基準です。
しかしちょっぴり優しさもありますよ。
一次試験、二次試験ともに
合格科目は3年間有効です。
ですからもし試験が不合格だったとしても
合格している科目は3年間有効ですので
次回その科目は免除されます。
幼稚園教諭免許(1種・2種)を
持っている場合は、
免除される科目があります。
申し込み時に『幼稚園教諭免許状』
または『教育職員免許状授与証明書』の
コピーを準備して、申し込んでください。
保育士の資格試験は難易度が高い!?過合格率推移から読み解いてみよう
では保育士の試験の難易度を
みてみましょう。
がっかりしないでくださいね。
なんと合格率は10%~20%という
データが出ています。
簡単に合格できる試験ではないと
この数字が物語っています。
なぜこんな合格率が低いかというと
試験の科目によって
かなり細かい部分まで試験に出るからです。
せめてもの希望は合格した科目は
3年間有効ということですね。
一度失敗しても3回まで免除を
受けながらチャレンジできるということです。
年度別に詳しくみていくと・・・
・平成20年 10.6%
・平成21年 12.6%
・平成22年 11.4%
・平成23年 14.1%
・平成24年 18.6%
・平成25年 17.4%
・平成26年 19.3%
・平成27年 22.8%
保育士になりたいという方が多いのか、
受験者は毎年増加傾向にあります。
数字だけみても毎年、合格率が
高まっていることが見てとれますよね。
10%というのと20%というのは
全く聞こえが違います。
段々と合格率が上がってきていますから、
今後はもしかしたら
30%に近くなるかもしれません。
ただ、とにかく難易度が高い、
ということは間違いありません。
まとめ
保育士になりたいと思って
勉強中の方も多いでしょう。
保育士試験でつまずかない為に
しっかり把握しておいてくださいね。
保育士という、素敵な夢に向かって
頑張ってください。