この間、レストランで食べた枝豆が
やたらと美味しかったです。
なので茹で方にコツがあるのか?
はたまた特別な品種の枝豆のか?
聞いてみたら
「これはだだちゃ豆ですから」
という返事でした。
「はあ?だだちゃ豆って何?」
「枝豆とどう違うの?」
と疑問を持たれた方もいることでしょう。
実は、だだちゃ豆は
普通の枝豆よりも栄養価が高く、
女子にはうれしい美容成分も
多く含まれている魔法のお豆なのですよ。
そこで、だだちゃ豆について
詳しく解説しますので、
是非、参考にしてくださいね。
もくじ
だだちゃ豆とは?
だだちゃ豆は、
普通の枝豆より小ぶりで、
少し茶色がかった豆類です。
山形県鶴岡市特産の枝豆の一種で、
つまり山形県鶴岡市のブランド枝豆、
ということですね。
「だだちゃ」とは山形県の方言で
「お父さん」「おやじ」「父ちゃん」
の意味があるそうです。
お父さんが作った枝豆、
あるいは家長であるお父さんに
最初に食べてもらう枝豆、
というところから名前がついた、
と云われています。
だだちゃ豆と枝豆は味も栄養価も全く違う!
だだちゃ豆は枝豆の一種ではありますが、
栄養価は普通の枝豆とは雲泥の差です。
特に肌の若返りや美肌に効果があるオルニチンが
一般の枝豆の2倍から4倍は含まれているんですよ。
他に血圧やコレステロールを下げる効果のある
GABAも玄米の10倍、
一般枝豆の1.5倍は含まれています。
ビタミンAやB1、カルシウムや
食物繊維も入っていて、
肌には良い、身体にも良いと、
たいへん優秀な食材ですよね。
さらに、一般の枝豆よりも
甘味が強く美味しいとくれば、
注目しないわけにはいきませんよね。
だだちゃ豆は取り寄せもできるけど…実は保存は難しい
こんなに美味しくって
身体にも良いだだちゃ豆!
ぜひとも食べてみたいですよね。
でも、簡単には手に入らないんです。
だだちゃ豆は、
山形県鶴岡市周辺でしか作られてなく、
収穫時期は8月の旧盆あたりから
9月の上旬までです。
最近では、お取り寄せもできますが、
だだちゃ豆は鮮度が落ちやすく、
購入後は早めに食べるようにする方がいいでしょう。
食べ方は、普通の枝豆同様、
塩ゆですると美味しいです。
まず、洗い桶に少なめの水を入れて
だだちゃ豆をゴシゴシこすります。
チクチクする産毛を取り除きましょう。
そして、豆の量の3倍程度の塩を入れた
お湯を沸騰させます。
そこへ豆を入れて、3~4分茹でます。
茹で上がったら塩を振り、
粗熱を取っていただきましょう。
あまり茹ですぎると味が落ちちゃいます。
せっかくの美味しい豆なのだから、
保存していつでも食べたいですよね。
保存方法は基本的に冷凍保存です。
普通に食べる時は3~4分茹でますが、
冷凍する時は2分ほど茹でて、
しっかり冷まします。
そしてチャック付きの保存パックに入れて
空気を抜いて冷凍します。
食べる時は自然解凍後、
1~2分塩ゆですると良いでしょう。
あるいは生のまま冷凍保存して、
自然解凍後、3~4分塩ゆですれば
美味しく食べられます。
冷凍にすれば少し味が落ちますし、
冷凍と言えど2か月ぐらいしか持ちません。
痛むというわけではありませんが、
だだちゃ豆の命である旨み、
甘みが損なわれてしまいます。
せっかくなのですから、
新鮮なうちに食べきってしまいましょう。
地域限定のブランド野菜ではありますが、
お値段はそれほど高くありません。
ただ作っているところがあまりないため、
ちょっと手に入りにくいだけです。
普段は普通の枝豆を食べて、
夏の終わりの季節限定の食べ物として
楽しまれてはいかがですか?
まとめ
だだちゃ豆は美容と健康に
最適な食べ物です。
旬の時期も短く、
幻の豆と呼ばれることもあります。
夏の暑さと強い日差しで
弱ってしまった身体とお肌のために、
だだちゃ豆を食べてみても
良いのではないでしょうか?